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世界は無数に存在する。そんな事を聞いた事は誰にでもある。
四年前。一つの世界が消滅した、そしてその世界を滅ぼしたのは仮面ライダーが存在しない世界から来た怪人と別の世界の悪だった。
だが滅ぼされた世界は仮面ライダーの伝説が存在した。
そしてそれにガンダムの力を加えて誕生したのがガンダムライダーだった。
だがそれを手にしてしまったのは二十歳にも満たない少年達だった。ある者は復讐の為に、ある者は望んで、ある者はならなければ生きられなかったから。
だが少年達は皆不老不死だった。死ねない体。十八になれば成長は止まり強さしか伸びない体。
更にライダーになった事で過酷な運命が彼等を待ち受けていた。運命に翻弄されるもそれに立ち向かい、抗い続けた。
我々人間が住むこの現実世界に来た彼等は人知れず怪人と闘い
人々を守っていた。だが、人間は異形の力を恐れる弱い生き物だ。愚かな人間達は彼等を怪人と見るような目で彼等を恐れ、軽蔑した。
彼等は人間を守る事を止めず、ある戦士団を作った。
ガンダム遊撃隊。
だがその戦士団を作った目的は自分達を守る為だった。
家族を無くした彼等は歪み合う事も無く、家族の様な関係を作った。
闘いの終盤。遊撃隊のリーダーが爆炎と共に怪人と悪を滅ぼし、姿を消した。
残された仲間達は彼の意志を継ぎ、怪人と戦う決意を新たに固めた。
後にこの出来事を当時の関係者達からは、ライダー大戦と呼ばれた。
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