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驚きを露にする岡本に対し、今までとは違った表情で受け答えをする藤崎。
"だって、面白そうじゃん"
この気持ちはバスが停車するまでの間に、じわじわと高まるばかりだった―――。
「着いたーっ！空気おいしいー！」
大きく伸びをするのは小柄な女子、樋口だ。
続いてバスから佐々木、橋本が降りてくる。
藤崎は降りてきた3人の女子の下へ岡本から借りた雑誌を手に走って行った。
「ねぇ、自由行動の時の昼食さ、ここで取らない？」
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