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「何だこれ……?」 抜けるような四月の青空の下、ふと俺は自然とこんな言葉を口にしていた。 ある者はただ駄弁り、またある者は芝生の上に寝転がっている。 あっちで購買部で買ってきたらしいお菓子を広げながら世間話をしている奴がいるかと思えば、こっちで皆仲良くキャッチボールを始めた奴らがいる。 「本当に部活なのか、ここ……?」 裏庭部。 それが俺がこの高校に入学して初めて知った部活(?)だった。
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