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テレビや新聞インターネットで、一番の記事として流されるあなたの熱愛報道。
それを聞いた夜なんか、一睡もできなくて、携帯握りしめて、ただあなたからの連絡を待ってた。
気づいたら、朝になってて。
今日は仕事オフだ、ってコーヒーを沸かす。あなた好みの。
「……っ」
連絡、こなかったな。
気づいたら泣いてて、どうしようもなくて
「なっ、な…」
おねがい、
会いたいよ…
ピンポーン
玄関のチャイム。
「っなな!」
ドアを開ければ、やっぱりそうだった
なんも変わってない、なながいた。
「しゅうさん、連絡できなくてごめんね?」
「ううんっ、いいの!こうやって来てくれたからっ」
そっか、って言って頭を撫でてくれる。
やっぱり、あんなの嘘なんでしょ?
大丈夫。
ちょっとだけ、不安になっただけだから
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