少女との出会い

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少女との出会い

洞窟の奥にそこはあった 「痛い・・・・やめて・・・・」 少女は生き地獄の中で苦痛を叫んでいた・・・。 「いや~吸血鬼のメスなんて・・・・・実験にもってこいだ」 人間の男たちは 注射器を片手に笑う。 注射器の中には怪しげな液体・・・・・おそらく実験中の薬であろう。 少女は、その注射器を見て「もう痛いのはやぁ・・・もぉやだよぉ・・・・」と助けを乞う・・・・が 男たちにその思いが届くことはなかった 少女は腕と足と首を拘束されており身動きがとれない・・・・そんな彼女を容赦なく人間が攻め立てる 少女の名前は『スウザ・ロレーナ』・・・・吸血鬼だ とらわれている理由の9割が『吸血鬼』だからだ。 逃れられない永遠にも思える鎖が彼女の手足につながっている。 拷問や実験により 翼は傷だらけ・・・。 こんな生き地獄をスウザはうけ続けていた。 注射器が首筋にあてられ・・・・薬を投与された・・・。 「・・・・うっ・・・・・あぁああっぁああ!!」 投与されて10秒もたたないうちにスウザは痛みに悲鳴をあげた・・・。 性的拷問・・・ 生体実験・・・ スウザは実験動物そのものであった。 なおも苦痛の悲鳴をあげるスウザを見て男たちが笑う・・・薬により、もがくざまを見て・・・。 スウザは何度も許しを叫んだがやめては もらえない・・・。 性的な行為にもより1人を出産したが、男たちにその場で殺されてしまった・・・。 後にたつにつれスウザはもう人生そのものをあきらめていた・・・・ 洞窟の外には自由がある・・・ すぐ近く・・・ すぐ近くにあるのに・・・・ 届かない・・・ 近づけない・・・ 逃れられない・・・ 助けてもらえない・・・
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