序章

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―薮、同じチームだねッ─ ──太陽かよ…絶対負けるわー笑─ ─ハハッま、がんばれ…光行くぞ─ ─うん!!……あ、伊野尾ちゃん─ 出会いはとても不確かなモノ ─あ、光…この子、大ちゃん─ ──は、初めまして…─ はじめてはとても唐突… ─有岡くーんッ─ ─!…た、高木!─ ─伊野ちゃん、高木に大ちゃんとられてるー─ ─るせーよ!…や、薮…─ 馴れ合いなんて 嫌いでいたらよかったのに… ─プニュ吉っぽくね??─ ─…え、え~…;─ ──…おい、森本、ちっちぇな─ ─…あぁ、はい…─ 変わらない方がよかった けれど、前に進んでしまうんだ… ──初めまして、圭人…です─ ─裕翔だよ、よろしくね─ ただの知り合いがよかった? ─裕翔…あの王子様みたいな人…誰?─ ─ん?……あぁっ!薮君だよ─ ただの憧れがよかった? ─なんか、ちっさいのが居る─ ─忍者はっとり君に出てた子だよ、俺…オーディション一緒だった─ ─…ハスキーボイスだね─ ─…─ ただ 顔見知りがよかった…? けれど みんな知らないまま 前に進むことを選んでしまうんだ 大切なモノを、失っても……   
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