第1章

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その言葉を聞いて俺は 「な、なに」 「今日来るって」 「う、マジで」 俺が嫌そうな顔をしてそう言うと 「ああ、マジだ」 その一言を聞いて俺は 「よし、今日は解散」 俺は、逃げるようにそう言って部室から出ていこうとした瞬間 ガチャ 俺が、ドアを開けようとした瞬間ドアが勝手に開きだす その瞬間、時間がゆっくりと流れたように感じた 少しずつドアが開いていく そこに立っていたのは、背の低い少女だった 「最悪だな」 後ろで、愛基がつぶやく ほかの4人は何が起きているのか理解できていない様子でボォ~している 「よぉ、何をしておるのじゃ、りゅーの」 少し、独特なしゃべり方をする少女 ―さ、最悪だ 俺は、心の中でつぶやく
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