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あの人が、副部長なんですか」
宗司が、聞いてくる
「ん、そうだが」
すると、宗司が口を開く
「前から聞こうと思ってたんですが、何であんな奴が副部長なんですか」
と、少し苛立ちをこめたようにいう
「あんな奴?」
「田淵愛基の事ですよ」
俺は、どうして宗司がそこまで言うのか分からなかった
「私も、そう思うぜ部長」
美鈴も同意する
「そうですね、私もそう思いますよ」
同意する美音
「どっちでもいい」
あまり興味なさげな紫
「どうしたんだお前ら、何がそんなに愛基の事が気に入らないんだ」
俺が尋ねると
「だって、あいつ。いつもここにいるけどパソコンをいじっているばっかだし」
宗司がそう言うと、引き継ぐように
「それに、何してんのかわかんないし、デブだし、気持ち悪いし、キモイ」
美鈴がそう言うと
「そうですね、私もそう思いますよ。いるだけで空気が悪いですし」
美音も美鈴に同意する
「私は、どっちでもいい」
紫は、本当にどっちでもいいと言い方である
「ふーん」
俺は、そう答えながらもいつもの事かと思っていた
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