あなたの全部を…

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そんなことを、思い出していると… うぅっ…おい、嘘だろ?!なんで、また、勝手に体が反応してんだよ?! 思わず、自分の物を押さえ込むが、意に反して、なかなか鎮まっては、くれない…その上、隣には、裸の郁美…。 ダメだって…頭では、わかってるのに、俯せに眠っている彼女の後ろから、無理矢理に…。 「うっ!あぁん! …和樹?…あぁぁ…か…ず…き…んっ…あぁ…やめ…てっ…。 はぁはぁ…いゃぁ…おねが…い…だ…はぁはぁ…だから…あうっ…や…め…て…。」 和樹は、自分を締め付けてくる彼女の体に、快感に、溺れていた…だから、必死に訴えている、郁美の声は、和樹の耳には、入ってなかった…。 和樹が、素に戻ったのは、郁美の泣き声だった。 「…えっ…ぐすっ…ふぇっ…うぅぅ…。」 枕に顔を押し付けて、泣いてる…。 「郁…ごめん…なんか、痛くした?」 「…バカっ!…嫌い…和樹なんて…。」 「ちょっ、嫌いって、郁美?!」 「…私も…嫌いだ…。ぐすっ…。」 「ねぇ、郁美…泣き止んでよ。それに、僕は、わかるけど、自分も嫌いって…。」 「うっ…ヒクッ…だって…和樹…イヤッって…言ったのに…ぐすっ…無理矢理したし…。」 「ああ…ごめん。」 「…イヤッって…言ったのに…私…わた…し…。」 「郁美が、どうしたの?」 「ヒクッ…すごく…気持ち…よかったんだもの…ヒクッ…私って…すごい…エッチだよぅ…。」 「そういうことか。うん。 本当に今のは、僕が悪い。郁美、嫌だっんだな…謝るよ…。 …でも、僕とこういうことするの絶対ダメ?嫌?」 郁美は、首を振る。 「よかった…それも嫌だって言われたら、どうしようかと思った…。 別に、郁美が、エッチな女の子だって構わないよ、僕はさ…。 だって、自然な気持ちだもん…好きな人と、こうなりたいって…すごく自然なことだと思う。 男は、もっとエッチだぞ!女の子の裸とか、下着姿とか、セクシーな衣装着てる姿とか、しょっちゅう想像してんだからな…。」 「わかったから、変な自慢しないでぇぇ!!」 郁美は、叫んでいた。
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