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そう、そこで僕は、僕の”意識”は、薄暗い部屋で目覚めたんだ。
ヘリウムガスでパンパンな風船が、
毎日毎日少しずつ落ちて来るように。ゆっくりと、静かにゆっくりと目覚めたんだ。
世界は、僕は、思うんだ。僕は世界は人の数だけ有って、その内側の世界が現実でも、
外側の世界が現実でも、
僕は、僕は思うんだ。
どっちでも、 僕は、
僕は、僕の全部を受け入れるよ。
哀しい色のグラデーションの空も。
消えそうに微笑む綺麗な女の子も。
甘くて柔らかい真っ赤なジャムも。
美味しいシャツとか顔とカラダも。
白茶けたつまらないいろの天井も。
ジャムジャムウフフな綺麗な子も。
ジャムジャムウフフな汚い部屋も。
ジャムジャムウフフな一人の僕も。
ジャムジャム。
甘いなぁー。(甘いなぁー?)
ジャムジャム。
甘いなぁー。(甘いなぁー?)
ウフフッ
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