ゆるやかな回転

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「可愛いなあ。 なあ、やっていいのか」 さっき真人に話し掛けた男が尋ねる。 「知らねえ。 詩織に聞いてみろよ」 「なあ、やりたくないか」 詩織は微笑む。 そして頷く。 「やるなら隣の部屋使って良いけど、汚すんじゃねえぞ」 笑ったまま真人が言う。 「ねえ、いっぱい声聞かせて」 高校生の優菜が詩織に言う。 彼女は頷く。 そして、ベットの上、皆の笑い声を聞きながら、知ら無い男に抱かれる。 蛆虫じゃ無い。 1人じゃ無い。 虐められていない。 と心に呟く。
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