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「お、にい……」
「優夜。俺は……お前を愛してるよ。だけど……殺人を犯したお前は嫌いだよ…!たとえ世界でたった一人の大切な妹であっても、これだけは……許せないよ」俺はそう言って、優夜を睨んだ。
優夜はその場に崩れ落ちて………
「お兄ちゃん…っ!お――お願いッ…!嫌いにならないでよ……!」
優夜はそう言って、俺の足にしがみついてくる。
「優夜………」
「わ、たしっ……お兄ちゃんに嫌われたら、っ…」
優夜は端整な顔を歪ませて、俺を見上げてくる。
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