はじまり

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とある城の とある姫は悩んでた ゆん姫「(たぁいぃくぅつぅ~)」 部屋には誰も居ない これはさすがに暇すぎる… そうして思いたったら 町娘の服に着替えていた ゆん姫「ゆしっ…準備万端」 あとは 数十メートル下までどうやって降りるか……… ゆん姫「さぁ今日も町を散策しようかなぁ」 そうして 華麗にふわりと飛び降りる ゆん姫「空気と風よ私を守りなさい」 城の姫である理由… 空気と風を自由に扱えるが故 羽のようにゆっくりと下へ降り立った姫は そそくさと町の方へ出て行った それを遠くから見届けて居たのが かいと言う不思議な青年だった かい「今の綺麗だったな……書かせて貰おう……」 絵師としてとても有名な彼は 姫に何かを魅せられ 姫を書きたくなったようで… 彼もまた町の方へ向かう
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