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美紀が居なくなって早くも十年が経ってしまった・・。
亮太は十年の間に、雪絵という女性と出会い結婚して娘が一人いた。
娘『パパ~』
娘が一枚の写真を持っている。
娘『この綺麗なお姉さんは、ダーレ?』
亮太は、写真を見る。
そこに写っていたのは、まだ十代の自分と美紀だった・・。
亮太『このお姉さんはね、パパの大切な人なんだよ』
娘『大切な人?あってみたいなぁ~』
娘が笑顔で言う。
亮太『お姉さんはね、お空の上の天使になったんだよ』
娘『天使さんになったんだ✨』
亮太は、泣きそうになる自分を押し殺した・・。
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