二人

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美紀と亮太は幼なじみ同士で、なんでも話せる仲だった。 しかし、亮太には悩みがあった。 高校2年生の夏、学校帰りに美紀にこんな質問をされた。 美紀『あぁ~彼氏欲しいなぁ』 亮太『どうしたんだよ急に?』 美紀『別にー』苦笑い 美紀『亮太は今、好きな人いるの?』 亮太『い・・いないよ』照れくさそうに笑っている。しかし、心のなかでは美紀が好きだった。 亮太『美紀は、いるのかよ?』めちゃくちゃ緊張している。 美紀『・・実はね』 なんだ?実はね?この後の言葉を聞くのが期待の反面不安も物凄くあった。
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