能力

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数時間後 「うーん。」 ステイは目を覚ました。 「起きたか、小娘。」 「あたしの目の前にいるって事は、あんたがあたしを気絶させたのよねぇ~?」 ステイは正体不明の男に言ってみた。 「あぁそうじゃ。わしは皆に能力を授けるために一度気絶させるのじゃよ。」 「そんな甘い言葉に騙されるあたしじゃないわ。」 だが、 「ほんとうじゃよ。」 と言ったので、 「じゃぁ、どんな能力くれるのよ?」 と返答した。 すると、 「お主が望む能力をくれてやるのじゃ。何がほしいのじゃ?」 「あたしは、………
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