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「さて加賀宮、六条」
「は、はい!!」
今までの話を聞いてびびってしまったのか、二人の風紀委員は顔を青くさせる。
対して宗くんは二人の肩を掴んで笑みを浮かべている。
「貴様等が最近あの糞童顔と仲良くしているのは知っている、別に誰と仲が良かろうが仕事に差し支えがなければ問題ない
一一一だが、影都の悪口を言ったのならば話は別だな?貴様等がそれを言った瞬間命が終わったんだ、正直お前達がいなくてもここは機能するからな
………二度とその顔が出せないよう身体で分からせてやる」
「ひいぃ!ゆ、許して下さい!!」
「却下だ、おい誰か!この粗大ゴミ連れてけ」
抵抗、虚しく連れていかれようと…する二人………って、ダメ!俺の悪口言ったくらい、なのにそれは…酷…い!
「宗…く……宗くん…!」
「ん~?どうした影都、お菓子なら戸棚の上だぞ」
「やった……!?じゃ、なくて………許し、てあげて……?」
今まさに連れて行かれようとしている二人を見ながら宗くんに言う。しかし宗くんは嫌な顔をして首を振る。
「何を言っているんだ、こんな糞童顔の奴隷に成り下がった奴等を野放しにしたら俺の可愛い影都がまた危険な目に合うだろう?
それに被害者の影都が何故庇う必要がある」
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