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朝、私は彼より早く目が覚めた。
隣で寝ている彼を見て、幸せを感じる自分がいる。
彼の腕の中で目が覚めるのが嬉しかった。
不意に彼が目を覚まし。
コウキ「アスカ?」
アスカ「なーに?こうちゃん。」
彼は少し戸惑いながら。
コウキ「ごめん。」
アスカ「いいよ、覚えてる?」
彼は申し訳なさそうに。
コウキ「ごめん。」
もう一度言った。私が笑いながら。
アスカ「初めてだったんだけど。」
そう言うと。
コウキ「ごめん。」
そんな風に謝る彼が、大好きだった。
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