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この後どうするのか、二件目に行くのかみんなが話していると。
コウキ「アスカ、二人で飲み行かない?」
アスカ「えっ?いいけど。」
すると彼はみんなに。
コウキ「では、みなさん。俺はアスカと飲みに行くから。またね。」
そして私に行くよっと言い、歩いて行ってしまった。
私もみんなにおじぎをして彼を追い掛ける。
アスカ「こうちゃん、いいの?」
コウキ「いいの、いいの。だってアスカ、あんまああいうの好きじゃないじゃん。」
アスカ「えっ?、あっありがとう。憶えてたんだ。」
コウキ「当たり前じゃん。」
また泣きそうになった。
コウキ「どうする?ホントに飲み行く?」
彼の優しさがわかる、私を抜け出させる為に連れ出してくれた事が。
アスカ「今日はやめとく。」
コウキ「そっか。」
アスカ「連絡先教えて、今度お礼にご飯でもご馳走するから。」
コウキ「わかった、楽しみにしとくよ。」
本当はまだ一緒にいたい、でも、今日は突然過ぎて、心の準備が出来てない、彼に普通に接する事がきっと出来ないから。
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