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ちょ、え、はい?
牧恵ちゃん!
あれは俺の大好きな、今グラビア界トップを駆け抜け、他のグラドルに八馬身差ぐらいつけている原牧恵ちゃんじゃねぇーか!
っていうか、これ雑誌!
「ヤング曲がりなりにも」略してヤンマガじゃん!
何で俺が転んだ先に、ヤンマガの巻頭グラビアが見開きで見やすい角度で置いてあんの!?
俺が予想だにしない状況に泡を食っていると、背後から体育会系教師が声を掛けてきた。
「おい林、意外にドジなんだなー。大丈夫かー?」
教室内にドッと笑いが巻き起こる。
しかし、俺はそんな事を言われたところで微塵も恥ずかしさを感じる事は無かった。
それより、
なにゆえ、
眼前に、
グラビアアイドルがいて、
どう?アタシの乳?
巨乳っしょ?
マジ巨乳っしょ?
あわよくば揉みたいっしょ?
つーか舐めたい吸いたいしゃぶりつきたい感じっしょ?
※※※たいっしょ?
と、呼び掛けてくるのかと、幻聴に対処する事で精一杯だ。
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