転校生①

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 俺がたまらずヤンマガを凝視していると、ハサミを持った生徒がニヤリと笑いかけ、 「なんだよ林君、そんなに見たけりゃちゃんと開いてあげれば良かったかい?」  等と言ってきたので、思わずカッとなって、ああ見たいさ! 見たいね! 見たいともさ! なんならいつものように全裸で立ちながら勃たせて、舐めるように見ながら※※りたいですハイ!  と、叫ぶところをギリギリ理性で食い止め、 「いや……別に……」  と、脂汗をタップリ流しながら返した。  それを聞いたハサミ君は、 「そ~なんだ~てっきり林君の好みかと思ったけど……これはじゃあ、俺が使わしてもらうね」  と言うと、雑誌をしまってしまった。  何て事だ!  墓穴を掘ってしまったかも!  もういい、後で買う!  と、俺は潔く諦める事にした。  だが生徒はこう続ける。 「残念だなぁ、ヤンマガ先週号」  ち、ちっきしょぉぉおぉぉぉっ!!!!        to be Continued……
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