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ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「次に、当社開発のﾊﾞﾄﾙｷﾞｱにおける重要事項の説明に移ります」
「…はい」
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「第一項…」
ﾊﾞﾄﾙｷﾞｱのルールや権利など、アイゼル社に有利な『重要事項』が淡々と読み上げられていく。
（……）
少年は顔を伏せた。
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「ここまでで何かご質問などございますか？」
少年は大丈夫とだけ答え、重要事項は続く。
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「バトルにおけるﾃﾞｰﾀはそのまま当社のデータベースに保存され、新商品の開発及び商品の改善に使用されます」
セロ「……」
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「最後になりましたが、当ｹﾞｰﾑは当社傘下の管轄となります。したがって、バトルにおいて登録者の方々が負われましたいかなる損害につきましても当社は一切の責任を負いかねますのでご了承くださいませ」
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「以上、ご承諾いただけましたら武器の選択に移ります。ご承諾の場合のみ手元のパネルを…」
少年は迷うことなくパネルを操作した。
ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ「承諾の意思を確認……登録完了。ようこそﾊﾞﾄﾙｷﾞｱの世界へ。セロ様に栄光が訪れますことを」
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