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レンが指差した方をギルド長が見てみると、そこには……………俺がいた
「その子、死んでるのかな」
んっ、俺って死んでるの?
「わからない、近づいて見てみよう」
そうして二人は俺に恐る恐る歩み寄った
そして俺に近づいた二人は俺の生死を確認した
「生きてるの、レン」
「生きている」
良かった生きてて
「生きてるなら、寝てるだけ」
レンは「わからない」と言って俺を起こそうとした
だが起きない
「ねぇレン、この子私達のギルドに連れていかない?」
「いいけど何故?」
「こんな場所で一人だけなんてかわいそうだし……」
「それもそうだな」
そう言い、レンは俺を背負いながら
その洞窟を後にした
雨はその頃にはやみ、オレンジ色が空を覆っていた
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