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「俺かよ!俺以外は?」
「いない」
「お前はむなしいな」
?
「はぁ?」
「だって………まぁいいや」
何で言わないんだよ、言おうよ
そんなことを思いながら俺はカレーを口に運ぶ
「そんなことより明日」
「明日が何?」
「生き延びて、また一緒に飯食おうな」
その言葉で俺は頬が緩んだ
「あぁ、そうだな」
「約束だぞ、ヴァン」
「わかった、約束」
こうして俺はマカと約束を交わした
こんなことしているうちに俺たちはカレーを食い終えた
「ふぅ、旨かった」
「そうだな」
「なぁ、ヴァン」
「何?」
「武器は何でいくつもりだ?」
「剣だけど」
「わかった、じゃあ俺は部屋に戻るよ」
「じゃあな」
そうしてマカは食堂から出ていった
「俺も部屋へ戻ろ」
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