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ここから、柳瀬の闇が深みを増す。 両親が生きていたころは、可愛がられていたはずが、 後ろ盾を無くした柳瀬は、突如やっかい者扱いになる。 両親の残した遺産は操作され、柳瀬には少額しか分与されなかったからだ。 正確には、柳瀬を保護する者に育成の為として大きく分与された。 つまり柳瀬の為という名目なら、自由に使える金額が叔父に渡ったのだ。
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