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土方は原田の肩に手をのせた
「泉の事を調べて…辛かっただろ
ありがとな」
「土方さんは…総司は泉が倒幕派だって思うか？」
沖田は土方を見上げた
「正直な話
倒幕派か佐幕派かなんてわからねぇんだよ…
泉を受け入れてなかったやつらだっている
祐治の事もある…」
土方がそう言った時
かすかに部屋の外から音がしたが
気にせず口を開いた
「俺は誰がなんと言おうと泉を信じてる
俺が泉の傍にいる
それは昔も今も変わらねぇ」
そう言った時
沖田が、くすっと笑った
「土方さんはそうでなくっちゃ」
「…んだよ」
沖田は女のような顔で肩を震わせ笑っている
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