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「山崎…」
「土方さん
泉ちゃんに言ってあげてください
きっと気にしてるから」
沖田がそう言うと
土方は微笑み立ち上がった
「あぁ」
土方が広間から出て行き泉がくるまで座り待っていると
泉の手を引きすぐに土方が来た
「あ…あの…」
泉が戸惑いながら土方を見ると
土方は微笑んだ
「俺たちはお前の父親や祐治が倒幕寄りでも
泉…お前を信じる
だからお前も俺たちを信じてくれ」
泉は目を見開き
潤んだ瞳を目の前にいる全員にむけ微笑んだ
「ありがとうございます
私…皆さんに倒幕寄りって思われたらどうしようって…」
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