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「伊達の家で
梵天丸という男子が産まれたのです
付凪は夜弥の養子でして
元は奥州にいたのです」
「そう…
ならばいつかは奥州へ行くのですね
ですが子の前では母の事を悪く言わないであげなさい」
珠は眠ってしまった月詠紗の頭をなでた
「えぇ
では珠様、私たちは失礼します」
「これから信長様のところに行くのでしたね
お気をつけて」
月詠紗を起こし馬に乗せると月詠紗は泣いた
珠と離れたくない。と
珠が馬上の月詠紗を抱きしめると月詠紗は泣き止み
織田信長の元に行った
「遠くお疲れ様です
幸哉様、月詠紗」
濃姫に迎えられ信長の元に行く
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