神

3/27
218人が本棚に入れています
本棚に追加
/279ページ
「伊達の家で 梵天丸という男子が産まれたのです 付凪は夜弥の養子でして 元は奥州にいたのです」 「そう… ならばいつかは奥州へ行くのですね ですが子の前では母の事を悪く言わないであげなさい」 珠は眠ってしまった月詠紗の頭をなでた 「えぇ では珠様、私たちは失礼します」 「これから信長様のところに行くのでしたね お気をつけて」 月詠紗を起こし馬に乗せると月詠紗は泣いた 珠と離れたくない。と 珠が馬上の月詠紗を抱きしめると月詠紗は泣き止み 織田信長の元に行った 「遠くお疲れ様です 幸哉様、月詠紗」 濃姫に迎えられ信長の元に行く
/279ページ

最初のコメントを投稿しよう!