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6月5日
長州藩の会合場所を見付け近藤隊が池田屋に乗り込んだ
泉は長州の人間と少しながら関わりがあり
池田屋の近くにいた
中からきこえるのは
近藤らの声と長州藩の叫び声
「────!!」
(この声は…吉田稔麿…)
裏口から出てきた吉田は泉を見るなり
近寄ってきた
「泉…」
その姿は返り血に染まっている
「吉田…さん」
「今はゆっくり話してる暇が……
泉…お前なんでここにいる?」
この時
土方隊が戻ってきた
裏口には原田が行き泉を見るなり吉田と泉の間に立った
「……なるほどな…
お前は幕府側に下ったわけか!!」
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