プロローグ

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「涼ちゃん!!」 今日も朝から威勢のよい声が俺の部屋に響く 「涼ちゃん!!遅刻しちゃうよ!起きて」 白い手が俺の肩を揺する 誰かなんて尋ねなくても分かる。 「随分早起きなんだな…凛。」 重たい体をゆっくり起こしながら問いかけると彼女は笑った 「幼馴染が寝坊しないように早起きしてますから」
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