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「それいーねー!」
みんなが口を揃えるように言った……
早速物色し始めた。。
俺の住んでるとこは田舎でバイクに鍵がつけっぱなしになってるのが多かった。。
「よし!これでみんなのバイクできたな!」
「まじ最高!」
俺達には罪悪感すらなかった。。。
それからはそのバイクが俺達の足になった。
みんなでラリりながら、夜中走りまわる……
生きてる感じがして、最高に楽しかったのを覚えてる。
笑いがとまんなかった。
誰かのバイクのガソリンがなくなった時は、民家に置いてある軽トラからガソリンを盗んだ。
灯油を吸うポンプを口にくわえてガソリンを吸い上げて、そのままバイクの燃料タンクに流しこむ。。
吸いすぎて口に入った時は辛くて死ぬかと思った。。
そんな俺を見てみんなは
「バカじゃねー?(笑)まじウケるし(笑)」
俺も一緒に爆笑した。
楽しかった。
時にはコンビニでビールを買って公園で朝方まで飲んだり、知り合いの女を後ろに乗っけて、花火したり…
俺達は自由だった。
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