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[朱月高等学校]
｢みんな入学式ご苦労だったな！
担任の瀬川 彰紀(ｾｶﾞﾜ ｱｷﾉﾘ)だ
よろしくな！
さっそくだが
自己紹介していってもらうかな！｣
担任の瀬川がそう言うと
窓側の先頭から自己紹介がはじまった。
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｢おっ？
槙は居ないのか!?
さっき見かけたんだがなぁ。｣
そこで一人の茶髪の男子が
手を上げ口を開く。
｢俺いまぁす｣
｢ん？｣
瀬川が名簿をみる。
｢ああ、北澤 真葵(ｷﾀｻﾞﾜ ﾏｷ)
お前じゃなくてな
女子生徒の槙 沙由奈(ﾏｷ ｻﾕﾅ)だ。｣
｢おぉ～
ボク運命感じた(ﾊｰﾄ)｣
北澤 真葵がそう言えば
担任の瀬川はジト目で間を開け
｢………さぁ！
みんなプリントを配るから
よく目を通しておけよぉ｣
｢あぅっ
センセ心が真冬っ(泣)!!｣
クラス中が
笑いに包まれる。
"面白い奴が
同じクラスでよかった"と。
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