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次の日。
ラスヴィを連れて城下町へ行くと情報屋は簡単に見つかった。
酒屋の地下。
「……ラスヴィ。まさか私に内緒でよく飲みにきてるとか…?」
ロディが厳しい視線を送る。
「い、いえっ…決してそんなことは……」
ラスヴィはあたふたと返事をする。
「違う違う」と両手を振るジェスチャーが無駄に激しい。
ますます怪しいな。
「……まあ別にいいけど。」
結局ロディは許すのだ。
とりあえず酒場へ入る。
酒場の中は時間的な問題で、とても空いている。
店内を眺めていると、カウンターの女性と目が合った。
女性は3人を見るなり、一度目を細めたが、すぐににこっと微笑む。
「何かご用かしら?昼には滅多に客はこないのだけれど。」
「ここの地下に用があるの。」
「……まさかあなたたち……いえ、なんでもないわ。」
カウンターの女性は一瞬考え込んだが、「こっちにきて」と言って地下に案内してくれるようだった。
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