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「……あなたたち名前は?情報屋さんに私から伝えといてあげるわ。」
「………」
「どうせまた来るんでしょ?それなら名前を知っといてもらったほうがいいんじゃない?」
「………私達の情報を教える義務はありません。」
「…まあ、そうね。」
女性は残念そうな表情。
ひと時の沈黙。
それを破ったのはロディだった。
「………私達の情報を得ようと先程から必死ですね。……情報屋ケルティ・ラルフ。」
ロディはきっぱりと無表情で言い切った。
「えっ?…え?……ってことは、こいつが情報屋!?」
リュウは驚くばかり。
ラスヴィはリュウの反応にため息。
「あははははははっ」
地下に響く高笑い。
情報屋ケルティのものだった。
「あーあ、バレちゃったか。あんたたちホント何者よ?」
「教える義務はない。」
ロディは動じない。
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