ごめん、私…腐女子なの。

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ドォン!っと映画等で見る爆発音みたいな轟音が鳴り響く。 「っ、な、なんだ」 突然の事に俺があたふたとしていると、先輩は険しい表情になり、周りにいた男達に何か指示をだしている。 「ーーやっぱり君は奴らの仲間なのね」 「美冬先輩?なんの事です」 先輩の言葉の意味が分からない。 だがその言葉の意味はすぐに分かる事になる。 「姫巫女様っ!奴らです!奴らが来ます」 「ちっ、隔壁閉鎖!奴らをここに入れるな」 ひときわ辺りが騒がしくなる。 ドォン!ドォン!っと爆発音がしだいに近くなり、そして次の瞬間。 ドゴォン!と激しい轟音をたて、この部屋の扉が吹き飛び真横を通り過ぎていく。 「見付けたぜ、貴様の思い通りにはさせねぇ!」 扉から声を荒げ姿を現す、凛々しい表情をした、銀髪ポニーテール少女。 「あらあら、ド派手な登場ねハヤナちゃん」 「るせぇ!馴れ馴れしいんだよっ!」 先輩と謎の少女、二人に挟まれ戸惑う俺。
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