5人が本棚に入れています
本棚に追加
またまた理解不能な展開。
「おい!ハヤナ、逃げ道潰されてんぞ」
「なっ、相変わらず手回しいいな」
今度は小柄なスキンヘッド男が、焦った様子で入ってくる。
それを見た先輩は鼻で笑うように、謎の少女を見つめる。
「ちっ、撤退だ!」
「了解、脱出ルート確保する」
「おいっ!お前も来るんだよっ」
「えっ、ちょ、せ、先輩っ!」
何故か謎の少女に腕を掴まれ、引っ張られる俺。
だがまだ先輩との話は終わっていない、引っ張られながらも視線を先輩に向けると。
「ーー残念、君なら……」
何かを言っていたようだが、最後が聞き取れなかった。
そして……。
「くそっ!途中まで上手くいってたのによ」
「落ち着けってハヤナ、次があるって」
「けどよぅ」
ラジオ会館から脱出した俺は秋葉原 昭和通りの裏道のとある電気部品店の地下室へと連れていかれた。
現在は地下室に謎の少女にスキンヘッド男、そして数人の若い男女の姿。
謎の少女は何やら荒れているらしく、文句を言いながら壁に蹴りを入れている
それをスキンヘッド男がなだめてるって現状だ。
最初のコメントを投稿しよう!