ごめん、私…腐女子なの。

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俺は秋葉原で今起きてる事態について、聞いてみた。 「ったく、何も知らずにアキバ来たのかよ、まぁいい教えてやんよ」 ハヤナは表情を険しくしながら話し出した。 美冬 遥、彼女は二年前から秋葉原に顔を出すようになる、初めはメイド喫茶でバイトしながら 趣味のBL本やアニメグッズを集める普通の腐女子だったと言う。 だがそんなある日、オタク達の平和が脅かされる事件が起きた… そう、東京都による児童ポルノ規制の発令、それはアニメや美少女ゲームにとどろまず 同人誌もその標的になり、夏と冬に開催される大イベントまでも廃止された このままだと世界に誇る日本のアニメ文化が消滅するのも時間の問題。 そこでオタク文化を守るために立ち上がったのが、美冬 遥。 彼女は莫大な資産と人脈を使い秋葉原を国から買い取った、この事は彼女の希望により外部には伏せられた、 だから世間には知られずにいた、そして彼女は着々とアニメ文化を復活させるための準備を始める それから一年が過ぎ今日ついに秋葉原の独立宣言がなされた。
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