プロローグ:生誕

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重たそうな鐘が軽やかに 鳴り響く中… 2つの新たなる命が 生まれた 「女王様っとても元気な可愛らしい、男女の双子が生まれましたよっ」 「双子?…男の方は処分なさい」 「なっ、女王様!?…それはっ」 「逆らうつもり?」 「い、いえ…ならば召使いとして育てては…?」 「勝手になさい」 「…はい。女王様」 教会の鐘に祝福されながら生まれた双子は、双子は不吉という 迷信から未来を2つに分けられてしまいました。 そして後に、双子は王女と召使いに分けられ、王女をリン召使いをレンと名付けられました。 ですが、女王は王女が7つの時に不治の病にかかり、床にふせてしまいました。 そして、七年後の王女が十四になる日、他界してしまいました…。
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