六章:叶わぬ恋

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ーー―--ー… 緑の国まで… 来てしまった…。 ……もう、後戻りは出来ない。 それでも…リンの為なら…っ! ?「あら?貴方…」 レン「あ…」 ミクさん… ミク「こんな真夜中に何しているの?」 レン「いや…その。」 ミク「…場所を変えましょうか」 レン「……。」 きっと… ミクさんは…気付いてる 分かっているんだ…。 ~井戸前~ ミク「ここなら…誰にも邪魔されないわ」 レン「…っ!」 ミク「分かってるわ…。殺さなければならないのでしょう?私を…」 レン「…………っ」 やっぱり…分かっていた 気付いていたんだ… ミク「いいの。元々…こうなる筋書きだったのだから…」 レン「そんな…っ!」 まさか…っ 仕組まれて…!? ミク「短い間だけど…私に恋というものを教えてくれて有難う…ごめんなさい。」 ドッ レン「え…?」 手に広がる感覚… 温かい液体… レン「う、あぁ…っ!」 どうして…! 彼女がとった行動は 僕が持ったナイフに向かい 飛び込んで来たのだ レン「…っ!うあああああっ!」 ごめんなさい… 愛していました 僕は貴方を愛していました 大好きでした… せめて好きだと 言いたかった…! ごめんなさい…!
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