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ーー―--ー…
緑の国まで…
来てしまった…。
……もう、後戻りは出来ない。
それでも…リンの為なら…っ!
?「あら?貴方…」
レン「あ…」
ミクさん…
ミク「こんな真夜中に何しているの?」
レン「いや…その。」
ミク「…場所を変えましょうか」
レン「……。」
きっと…
ミクさんは…気付いてる
分かっているんだ…。
~井戸前~
ミク「ここなら…誰にも邪魔されないわ」
レン「…っ!」
ミク「分かってるわ…。殺さなければならないのでしょう?私を…」
レン「…………っ」
やっぱり…分かっていた
気付いていたんだ…
ミク「いいの。元々…こうなる筋書きだったのだから…」
レン「そんな…っ!」
まさか…っ
仕組まれて…!?
ミク「短い間だけど…私に恋というものを教えてくれて有難う…ごめんなさい。」
ドッ
レン「え…?」
手に広がる感覚…
温かい液体…
レン「う、あぁ…っ!」
どうして…!
彼女がとった行動は
僕が持ったナイフに向かい
飛び込んで来たのだ
レン「…っ!うあああああっ!」
ごめんなさい…
愛していました
僕は貴方を愛していました
大好きでした…
せめて好きだと
言いたかった…!
ごめんなさい…!
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