ボクのおじいちゃん

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ボクのおじいちゃんは高齢だ。 いつも、のほほんとマイペースに行動している。 おばあちゃんは、そんなおじいちゃんは嫌いみたいだ。 しんきくさく、人の話に全く聴く耳を持たない。 確かに、おじいちゃんはおばあちゃんの文句を一つとして聞こうとはしなかった。 ボクは小さい頃、気になって、おじいちゃんにこう質問したんだ。 「おばあちゃんのイイところって、な~に?」 そう尋ねると、おじいちゃんは普段は見せない、満面の笑みを浮かべて、こう答えた 「このわしと50年間、一緒にいてくれたことじゃよ。」 いつも一緒にいた、おじいちゃん。 この質問に答えた後の おじいちゃんは、幼心ながら、かっこよく思えた。
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