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看板娘さん(そう呼ぶことにした)は柔らかい口調と笑みを浮かべて言う。
なんかデジャヴー‥。でも光が即答で其れを否定した。ちょっとショック‥いや、かなりショックだわ。
てか、光って常連さんなんだな。毎日部活あるとにいつここに寄ってんだ?
「ふふ、そう。ではこちらへどうぞ」
看板娘さんに促されるままに案内された座敷に腰を下ろす。やっぱり畳って安心するなぁー‥。
「ほんならぜんざい二つください」
「はい、少々お待ちください」
「光‥なんか手馴れとるね」
「何度も来たことあるんで」
「一人で?」
「‥一人だったら悪いんスか?」
「あ、いや、別に‥?」
寂しいね、なんて口が裂けても言わない。
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