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「あ、不二くんやないか」
「やぁ、白石。元気そうだね」
ふわぁぁああぁあ…!
くらと不二のW王子様が話してる…!
なにこれまじで禿げ散らかす!
不二は微笑をたたえながら話している。
すると、不意に不二の視線が私に移った。
「‥ん?彼女は誰かの妹かい?」
「いや、マネージャーの悠理や」
「は、初めまして!結城悠理です。よろしくね」
あぁああ、やばい。
声が震えるんだけど…!
「へぇ、マネージャーなんだ。不二周助です。こちらこそよろしく」
スッと差し出された手。
え、もしかして握手というやつですか?
ど、どうしよう…私手汗かいてるかもしんないのに!
恐る恐る不二の手に自分の手を重ねる。
優しくきゅっと握り返してくれた。
うわああああ!
もう死んでもいいかも‥やばい、王子様だ王子様だ。あたしの王子様だ!!!!
あ、でもくらも王子様だし‥え、どうしよう迷っちゃう(((
「クスッ‥顔が赤いよ。もしかして照れた?」
「へ!?い、いや‥照れたっていうか‥嬉しかったっていうか‥」
不二の綺麗で完璧な笑顔に思わずきゅんときてしまった。
へらへらとした感じで話していると
「おーい、不二ー!」
遠くから可愛い声が聞こえました。
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