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暫くすると心配になったのか濱口が人数分のお茶を持って入ってきた。
〈鬼一。〉
「大丈夫?」
〈うん。楽しいよ。〉
「ならよかった。はい、お茶。
皆さんもどうぞ。」
「ありがとう。」
皆礼をいいお茶を飲む。
「ありがとうかな。
鬼一は九親気になったかな?」
「かなり。」
〈僕は大丈夫だよ?〉
「九親が好きだから気になったの。
心配したの。」
〈ありがとう。〉
誠逶はニコリと笑って見せた。
それに濱口はつい可愛いと思ってしまった。
抱きつきそうになったがなんとか自分を抑え我慢をした。
〈鬼一、もう暇?〉
「今日はもう仕事ないからひまかな。」
〈手伝って!〉
「いいよ。」
誠逶のお願いに断れない濱口であった。
結局仕事が終わるまで手伝わされた。
誠逶が喜んでいるので疲れなどどっかにとんでいった濱口であった。
濱口は衆道であろう。
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