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誠逶は嬉しかった。
冲がちゃんと誠逶の心配をしてくれていることが。
嬉しくてたまらなかった。
〈ちぃちゃんは心配性だから。〉
「そうみたいだね。」
誠逶はまた嬉しそうに餡蜜を食べる。
濱口はもうすでに食べ終わっている為誠逶が食べ終わるのをまつ。
「そう言えばさ、九親は刀持ってないの?」
〈持ってる。〉
そう言うと刀が現れた。
だが濱口は吃驚しない。
冲ので慣れたのだ。
慣れるのもすごいと思うが。
〈星輝(ショウキ)って言うの。〉
「星輝。」
〈うん。ご馳走様。〉
誠逶は食べ終わり刀を消した。
濱口は勘定をする。
勘定を済ますと二人は手を繋ぎ次の場所へと行く。
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