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「あの娘がいるじゃないっ!」
耳元で唐突に叫んだ委員長
誠章は今考えていたことがすべて吹き飛んだ
「秋島さんよ!秋島さん!」
耳を塞いでなお響く委員長の声
誠章はクラっとしかけたがすぐに体勢を立て直し、
秋島についてたずねた
「秋島祥乃って名前なんだけど知らないの?」
小馬鹿にしたような薄ら笑い
委員長は続けて話す
「秋島さんは学年でかなり美人って入学式から噂で、さらにテニス部期待の新星らしいのよ」
自分のことのように自慢気に話す委員長
・・・アンタも可愛い部類だと思うよ
需要はあるよ
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