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ゆう君は、私が知らない話をゆっくりと始めた。 私は相づちを打つのがやっとなぐらい、大泣きしながら耳を傾ける。 ゆう君とゆき君は本当によく似ていて、しょっちゅう間違われるらしい。 ゆう君はゆき君と仲が良くて、ゆき君の彼女のことも知っているし、ゆき君も私のことを知っている。 昨日ゆき君が彼女と一緒に帰ってくる時、ゆき君は最寄り駅で私らしき人を見かけた。 私の顔は知らなかったけど、話を聞いていたゆき君はすぐに私だと気付いたらしい。 この話を思い出して言おうとした時、侑都とばったり会った。 そして、私のいきなりの告白…
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