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ゆう君が立ち上がり、笑顔で私に手を差し出す。
「いつものカフェ行こ」
「そうだね。行こっか」
私も立ち上がり、ゆう君の手を握った。
ゆう君に出会った日、一目惚れしたって言われてもからかわれてるって思った。
でも、ゆう君を信じて良かった。
ゆう君が言っていた、思いがけず出会ったり、好きになることもある…という言葉。
私の恋は、本当に思いがけず始まった恋だった。
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