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お互いサービス業で、平日が休みだった。
私はデパートで働いていて、亮は飲食店で働いていた。
偶然にも休みが一緒になる日が多かったので、よくデートをしていた。
その日は映画を見た後ごはんに行こうと、移動中に横断歩道を渡っている時だった。
私たちの前を歩いていた、杖をついたお婆さんに、どけよババアと亮が言ったのだ。
カチンときた。
カチンときたし、幻滅した。
こんなヤツと付き合ってたのかと自分に呆れた。
それがきっかけで、亮のことが嫌になり始めた。
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