最強の名の下に

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「チッ!!まだ居んのかよ…。」 舞い上がった砂煙りが消えるとまだ半分以上が残っていた。そしてアクトが地面に降りると同時にファイター達がアクトに斬りかかる。 「ウガァァアア!!」 「ヤバい!!」 新たにパーツ変え、剣を抜いて体を廻すようにファイターの攻撃をガードする。 「迅剣フウジン」斬撃の勢いに風を乗せて斬る音速の剣 シュン!!シュルルル!! 「当たるかよぉ!!」 回りながら攻撃をかわしながら風に乗せてファイター達を切っていたのだが…。 「ガゥ!!」 一人のファイターがアクトの剣を振る速度が遅れた一瞬の隙をついて剣に噛み付く。 「ま、まぢかよ!!」 おもわずアクトの斬撃が止まる!!その隙にファイター達がアクトの体を貫いた!! ザシュ!! 「っ!!がはッ!!」 口から血を吐くアクト、体の有りとあらゆる場所にファイター達の剣がアクトの体を通り抜けている。 「くっ…。舐めやがって!!」 ファイター達は武器が抜けないように武器を持ったまんま動こうとしない。 「あー、ダリぃよ…。まぢダリぃ…。」 血を吐きながらアクトはそう呟くと、強引に剣で自分の手を貫く。 スキル発動【バーサーカースキル】 「お前らもうあの世にも逝けねぇからな?」 【クラッチ1-ワン-】 「ガゥ!?」 アクトの体が赤く染まりあがり炎を纏う。その火で周りのファイター達は一瞬で灰になる。 「死ねよぉおぉお!!」 「ガァア゛ァァァア!!」
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