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ファイターのタイプには大きく分けて2つある。
◇ブレイダータイプ◇
主にパーツをメインに戦う事タイプであり、それ故に攻撃力等は急激的に強いが、スキルポイントが少ない。だがスキルを使えないわけ出はない。
◇マジカルタイプ◇
主にスキルをメインに補助や援護をするタイプ、物理的攻撃面は皆無だが、スキルの攻撃は群を抜き豊富なスキルポイントが特徴的なタイプである。
この2つのタイプの中で、アクトはブレイダータイプなので、スキルポイントが最初からあまり多くないのであった。
「疲れたー、まぢダリぃよ…。」
息を荒くしながら砂漠を進むアクトの前にはこっちに近付いてくる黒いフードに黒いローブを纏った人間がいた。
「??なんだあいつ?モンスターには見えねぇし…。」
黒ずくめの人間がアクトの前で立ち止まる、至近距離であったがそいつの顔は影に隠れて見えない。
「なんだよお前は、サマンガの住民か?生憎俺は少し急いでるんだ…。こんな体だしな…。」
黒ずくめの人間は俺よりも身長が高く、俺はそいつとは目を会わせず、通りすぎ様とする。
すると?
「お前…が…アクト…ラーク、だ…な?」
「――!!」
そいつは俺の名前を呟いた!!、なんで名前を呼ばれただけでこんなに驚くかって??
俺のマルチネームは「深紅の焔(ホムラ)アクト」それ故にアクトっつう名前は色んな奴が知ってる。だけど俺の本名「アクト・ラーク」を知っているのはもうこの世には"俺"ただ一人だけのはずだからだ…。
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